■がん「2015年」問題 記事詳細  
 
  最近「がん2015年」問題がささやかれています。がんは加齢と共に増加するため団塊の世代が65才を越える2015年に、がんの罹患者数(おおよそ80万人)がピークを迎え、その後2050年まで横ばいの状況が続くというのです。さらに、がんの治療を終えた人、あるいは治療中の人は、1999年末時点の298万人から、2015年末には535万人へとほぼ倍増する事が予測されています(厚生労働省がん研究助成金による
「がん生存者の社会的適応に関する研究」H14年研究報告より)
また、現在は日本人の3人に一人が「がん」により亡くなっていますが2015年には2人に1人が「がん」で亡くなると予想されています。2人に1人と言う割合はご夫妻であればそのどちらかが「がん」になる可能性が高いことを意味しており、もはや他人ごとではすまされない重みをもっています。
 

 
 
2007年08月01日