■新型インフルエンザ(A/H1N1)のワクチン接種について 記事詳細  
 
  ◆ 目的

 今回の新型インフルエンザウイルスは、感染力は強いのですが、多くの感染した方は軽症のまま回復されています。また、タミフル等の治療薬も有効です。

 ただし、国民のほとんどが免疫をもっていないため、感染が拡大する可能性があり、また、基礎疾患がある方や妊娠している方などが重症化する可能性があります。

 今回の新型インフルエンザワクチンの接種は、死亡者や重症者の発生をできる限り減らすこと、そのために必要な医療を確保することを目的としています。

◆ 考え方

 今回の新型インフルエンザワクチン接種については、あくまでも個人の意思が尊重されます。優先接種対象者についても、接種義務が生じるものではなく、該当する方のうち、希望者については接種を可能とするものです。



 新型インフルエンザ予防接種は症状が重くなったり、亡くなったりすることを防ぐのに一定の効果があります。ただし、接種したからといって、かからないわけではありません。また、接種後、はれたり、熱が出るなどの症状が出る場合もあり、まれではありますが、重篤な症状を引き起こす可能性もあります。
 

 
 
2009年11月29日