■<インフル>今冬用ワクチン5800万回分製造要請へ 記事詳細  
 
  今冬のインフルエンザの流行に備え、厚生労働省がメーカーに製造を要請するワクチンの量について、同省の有識者検討会は12日、新型と季節性2種の計3種を混合したワクチン約5800万回分とする方針を了承した。同省は「昨年度流行した新型インフルエンザの影響で接種希望者が増えても対応できる量を確保した」と話している。

 厚労省が09年9月に実施した全国の医療機関に対する調査などを基に算出。ここ数年、季節性のワクチンは5000万回分前後を製造しており、記録が残っている86年以降で最も多いという。今季は季節性と新型のワクチンをそれぞれ接種する必要があったが、今冬は1回の接種で済むことになる。【佐々木洋】
7月12日19時50分配信 毎日新聞


 

 
 
2010年07月12日