■熱中症とは 記事詳細  
 
  体内で血液の分布が変化し、また汗によって体から水分や塩分(ナトリウムなど)が失われるなどの状態に対して、私たちの体が適切に対処できなければ、筋肉のこむらがえりや失神(いわゆる脳貧血)を起こします。熱の産生と「熱伝導と汗」による熱の放出とのバランスが崩れてしまえば、体温が著しく上昇します。このような状態が熱中症です。

熱中症になりやすい場所

○高温、多湿、風が弱い、輻射源(熱を発生するもの)があるなどの環境では、体から外気への熱放散が減少し、汗の蒸発も不十分となり、熱中症が発生しやすくなります。

熱中症の症状
○軽症
  ・たちくらみ、筋肉痛・筋肉の硬直、大量の汗をかく

○中等度
  ・頭痛、吐き気・嘔吐、体がだるい

○重症
  ・意識がない、けいれん、体が熱い
  ・呼びかけに対する反応がおかしい、まっすぐに歩けない

熱中症の予防

○熱中症を防ぐためには、日常生活における注意が基本となります。

熱中症予防のポイント ・部屋の温度をこまめにチェックし、28℃を超えないようにしましょう! 

・我慢せずエアコンや扇風機を使いましょう!

・のどが渇いたと感じたら必ず水分補給!

・外出の際は通気性の良い、吸湿、速乾性の服装で、日よけ対策も!

・無理をせず、適度に休憩を!

・特に、高齢者は汗をかきにくく暑さも感じにくいので、のどが渇かなくてもこまめに水分補給、エアコンを積極的に活用しましょう!




 

 
 
2011年08月17日