■インフルエンザの予防について 記事詳細  
 
  インフルエンザは、毎年12月上旬から1月に流行が始まり、1月から3月にかけて流行します。
 普通のかぜの多くは、のどの痛み、鼻水、くしゃみや咳などの症状が中心で、全身症状はあまりみられませんが、インフルエンザはそれらの症状のほかに突然の38度以上の発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身の症状が現れます。
 また、気管支炎や肺炎、小児では中耳炎、熱性けいれんや脳症などを併発して、重症化することもあるため、高齢者や小児では特に注意が必要です。

流行前にインフルエンザワクチンの接種を受けましょう。12月中旬までの接種が目安です。
人混みへの外出をできるだけ避け、帰宅時にはうがいと手洗いをしましょう。
十分な睡眠、栄養、保温に心がけ、体調を整えましょう。
空気が乾燥するとインフルエンザにかかりやすくなりますので、室内では加湿器等で適度な湿度を保つようにしましょう。
かかった時は早めに医師の診察を受け、安静に保つことにより、肺炎などの合併症を防ぐよう心がけましょう。特に高齢者や慢性疾患をお持ちの方は、肺炎など重症になる可能性があるので気をつけましょう。
咳などの症状がある場合は、周りの人にうつさないために、マスクを着用しましょう。
 

 
 
2011年11月16日