■病院窓口での自己負担って? 記事詳細  
 
  健康保険証を持って病院に行くと、医療費の3割など、一部負担金を払って治療や投薬が受けられます。70歳未満であれば自己負担割合は3割ですから、たとえ医療費が1万円かかったとしても、窓口で支払うお金は3,000円で済みます。

70歳以上は原則1割負担ですが現役並み所得者の場合は3割負担となります。70歳になりますと、病院窓口での負担割合を示す証明書である「高齢受給者証」が交付されます。医療機関では必ず保険証と併せて提示するものです。もし、同一世帯の70歳以上の年収合計が基準額に満たない場合は、申請することにより3割から1割負担に変更になります。

08年4月から、75歳以上のすべての人が加入する後期高齢者医療制度がスタートしました。緩和措置はありますが、これまで子どもの扶養になるなどで保険料負担がなかった人も、保険料を払わなくてはならなくなります。

 

 
 
2012年05月16日