■大垣共立銀、硬貨入金中止へ ATM故障防ぐ 記事詳細  
 
  大垣共立銀行(OKB、岐阜県大垣市)は、現金自動預払機(ATM)を使った硬貨による預金の入金の取り扱いを十二月十九日から、全面的に取りやめる。一度に多数の硬貨を入れたときの目詰まりといった故障のリスクを考慮し、有人の窓口に一本化する。東海三県(愛知、岐阜、三重)の金融機関では珍しく、地方銀行では初めて。

 東海地銀八行では現在、有人店舗のATMで平日に硬貨の入金ができ、一般的に日中のみの窓口より取扱時間が長い。夕方の閉店後、商店主が売り上げを入金するなどの需要があるとみられる。ただ、OKBによると、大量の硬貨のほか、クリップなど異物の混入によりATMが故障して停止することがしばしばあった。それによって、他の顧客の待ち時間が長くなることもあった。

 入金の取り扱い停止後も、硬貨を含む他口座への振り込みは可能。

2020年10月22日 05時00分 中日新聞より
 

 
 
2020年10月22日