■県民割(地域観光事業支援)について詳しく解説!GoToトラベル代替、7月以降も期間延長し全国に対象拡大する方針 記事詳細  
 
  観光庁はGoToトラベルが再開するまでの代替として、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着いている都道府県を対象に、県民割などの観光支援策を財政的に支援をする「地域観光事業支援」を2021年4月1日から2022年6月30日宿泊分まで実施します。

このページでは、「地域観光事業支援(県民割)」の内容や都道府県別キャンペーンなど最新情報について詳しく解説します。

県民割(ブロック割)とは、GoToトラベルの代替として、旅行代金を1人1泊あたり最大7,000円を補助する都道府県独自の観光支援策です。正式名称は「地域観光事業支援」で、対象を”関東”などの地域ブロックに拡大したものを「ブロック割」と呼ぶこともあります。

1人1泊につき5,000円を上限に最大半額、旅行期間中に土産店や飲食店など幅広い産業で使える地域クーポンを最大2,000円分進呈します。

例えば、旅行代金が1人1泊10,000円の場合、支払額は5,000円に、クーポン等も最大で2,000円分を貰うことができるので、旅行代金に対して最大70%の支援を受けることができます。

割引を受けるには、本人確認書類に加え、ワクチン接種証明またはPCR等の検査の陰性証明書の提示が必要です。

地域観光事業支援の事業スキームとして、観光庁から都道府県へ補助金を交付し、都道府県が主体となり宿泊キャンペーン等の観光支援策を実施します。宿泊キャンペーン等の内容や実施方法については都道府県において決定するため、自治体によりキャンペーン内容や割引率が異なります。

GoToトラベル代替の県民割「地域観光事業支援」の実施期間について、最長2022年6月30日(7月1日チェックアウト分)まで延長します。

「県民割」の支援対象について、これまで”県民の県内旅行および隣接県からの旅行”が対象でしたが、2022年4月1日より、「関東や近畿」など同一の地域ブロックにある都道府県からの旅行も支援対象に追加すると発表しました。

地域ブロックとは、全国を6つのエリアに分けたものを指します。「県民割」の対象地域を地域ブロックへ拡大し、それぞれの地域ブロック内で「県民割」を相互利用できるように調整を随時進めています。

 

 
 
2022年06月17日