■乳がんの手術乳房温存6割 記事詳細  
 
  2009年に行われた乳がん治療のうち、乳房を残す「乳房温存手術」の割合が59.2%に達した。元の形に戻す「再建手術」の実施率も3倍に上昇した。外見が変わることの精神的ダメージなどから乳房の温存を望む患者は多い。かつてはしこりの大きさが一定以上だと切除手術を実施するケーズが多かったが、患者に配慮しできるだけ温存しようという医師が増えてきている。
ただ施設ごとの実施率は8〜97%と差が大きい。乳がんの患者団体「イデアフォー」は回答施設のうち公表を了解した213施設について温存・再建手術の実施率、温存を判断する基準、ホルモン療法で使う薬剤名など乳がん治療の状況をまとめた冊子を刊行した。ホームページhttp://www.ideafour.org/
 

 
 
2011年02月09日