■敬老の日で65歳以上無料開放も動物園は午後2時で臨時閉園「残念がっていたけど仕方がない」 記事詳細  
 
  大型の台風14号は、20日朝にかけて東海地方に最も近づく見込みです。連休最終日の19日から施設の営業や交通機関にも大きな影響が出ています。


 三重県南部では、断続的に雨が降り、風も強まりつつあります。

「尾鷲市に暴風警報が発表されました」(防災無線)

 尾鷲市内の6ヵ所の避難所には、自主避難をする住民の姿が。

 岐阜県郡上市にある弁当を販売する店では、ドアのガラスに板をはり、台風に備えていました。

「風が強いと聞いたので、いろんなところから物が飛んでくると、ガラスが割れるといけないので、一応こういう対策をしていました。(こうした対策は)初めてです」(すぎ山 田代太朗店長)

 19日午後になると、名古屋市内でも時折、激しい雨が。

 東山動植物園は午後2時で、営業を終了しました。園の関係者は「19日は敬老の日で名古屋市内の65歳以上の人は無料で入れたので、残念がっていたけど仕方がないね」と話しました。

 また、名古屋駅前ではデパート各店が、営業時間を短縮する対応を取りました。

計画運休や欠航など相次ぐ
 JR東海によりますと、東海道新幹線は名古屋駅と東京駅の間についても、本数を減らして運行しています。このほか、東海地方の在来線についても19日午後から計画運休が実施されています。

 中部空港によりますと、国際線、国内線計121便が欠航になっています。

 東海3県各県によりますと、今のところけが人の情報は入っていません。

 19日午後6時の時点で、三重県では尾鷲市をはじめ、20の自治体で避難所を開設し、228人が避難をしています。岐阜県では郡上市など30の自治体で163人が避難しています。愛知県では安城市など20の自治体で91人が避難しています。

(9月19日 15:40〜放送 メ〜テレ『アップ!』より)
 

 
 
2022年09月19日