■3月29日ゲーセン・占い・ボウリング 若者の青春支えた「名鉄レジャック」半世紀の歴史に幕 記事詳細  
 
  名古屋駅前に1972年に開業し、青春時代を楽しむ若者の拠点として長年親しまれてきた商業施設「名鉄レジャック」が3月末に閉店します。


 15日に取材に行くと、歴史を振り返るパネル展の前では、写真を撮る男性が…

「懐かしくてですね(来ました)。こちらに来る前に(同じく3月末に休止する地下街・メイチカの)コンパルによってモーニング食べて…」(60代男性)

 男性は名鉄レジャックもメイチカも3月いっぱいで“閉店”すると聞き駆けつけました。高校時代の思い出が詰まっているそうです。

「自分の青春時代というか、“笹島といえば名鉄レジャック”というのが頭にあったので寂しいですね。ぜひ残していただきたかったんですけど」(60代男性)

 名鉄レジャックは「いろいろなレジャーを、1カ所でジャックする」という名のもとに、若者を中心に人気を集めてきました。

 インベーダーゲームでにぎわった地下のゲームセンターや、1988年から営業を続ける「占いの城」、日焼けサロンもありました。

CM見て「大人になったらここに行きたい」と
地下のゲームセンターではインベーダーゲームが大人気(1979年)

 開業当初から続いてきたボウリング場。この日も、老若男女問わずボールを投げて楽しむ人が多い中、缶コーヒーを片手に眺めている女性が…

「あ〜最後だから1回でも見にこようと思って。ちょっと時間あったので来ました」(50代女性)

 よく利用していましたが、最近は子育てなどで遠のいていたといいます。

Q.レジャックは人生の一部にあった?
「あります!あります!子どものころにCM見てて、『大人になったらここに行きたい!』と思っていた場所なんで」(50代女性)

ビルの老朽化などで営業終了 最終日はセレモニーも

 名鉄レジャックは、ビルの老朽化や、賃貸借契約の満了などもあり営業を終了。時期は未定ですが取り壊される予定です。

「さびしい!さびしいですね!すごくさびしいです」(50代女性)

 31日は午後9時に閉店し、セレモニーが行われる予定です。

2023.3月29日 メ〜テレ『アップ!』より
 

 
 
2023年03月30日