■6月8日「手数料かからずいいシステム」服を廃棄せず循環 着なくなった服を“交換”できるイベント  記事詳細  
 
  中村区のタカシマヤゲートタワーモールで愛用した洋服を利用した珍しい取り組みが行われ、客の注目を集めています。

夏場に映えそうな花柄のフリルブラウスに、涼しげな水色のワンピース。このイベントはアパレル会社の「ワンピース」が主催する「服の交換会」です。着なくなった服を持ち込むと、同じように持ち込まれた服と自由に交換することができます。

「販売サイトだと手数料、送料がかかるけど、ここだと無料で捨てずに交換できるのは良いシステムだと思います」(会場を訪れた人)

持ち込めるのは、洗濯済みの服や帽子、靴などで、水着や下着などは持ち込めません。持ち込み点数に制限はなく、原則持ち込み1点につき持ち帰り1点ですが、持ち込むだけ、持ち帰りだけでも可能だといいます。

利用するのは30代から60代の女性が中心ですが、婦人服だけでなく男性の服や子どもの服もありました。着なくなった服を廃棄せず循環させることが目的で、持ち帰られなかった服は次回開催の交換会や、服飾関係の専門学校に寄付され、授業でリメイクに活用されるといいます。

これまで全国5か所で開催し、約3万人が参加しました。

「誰かの不要な服が誰かの必要な服に変わった瞬間、その人たちがうれしそうに帰っていく。ギフトするという精神が自分自身の喜びにつながっています」(ワンピース 服の交換会 石田晴也ディレクター)

このイベントは、6月13日(火)まで開催されています。

2023.6.8テレビ愛知より
 

 
 
2023年06月09日