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■6月19日富士山に鉄道は必要? 地元では賛否両論 富士山登山鉄道構想
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富士山は6月22日に世界文化遺産への登録から10年の節目を迎えます。そこでシリーズで富士山の現状と課題を考えます。
今回は麓と5合目を結ぶ富士山登山鉄道構想です。鉄道の整備は富士山が抱える課題を解決する有効な手段なのか?意見は割れています。
10年前の6月22日、世界文化遺産登録に沸いた富士山。
いま、5合目はコロナ禍前の賑わいを取り戻しつつあります。その5合目で賛否両論の話題があります。
始まりは4年前の長崎知事の発言です。
山梨県 長崎幸太郎知事: 富士山登山鉄道構想の検討の進め方などご指導いただきたい。
「富士山登山鉄道構想」とは麓から5合目までを結ぶ有料道路=富士スバルラインに次世代型の路面電車を整備しようというものです。
この構想を検討する背景には富士山が抱える課題があります。
コロナ禍前、5合目には年間500万人もの人が訪れ、駐車場の前でたびたび大型バスなどによる渋滞が発生していました。
つまり、訪れる人の管理と環境負荷の軽減が課題となっているのです。
登山鉄道が実現した場合のメリットに比較的雪に強いため通年での観光が期待でき、観光客が訪れる時期を平準化することや、排気ガスの削減などが考えられ、ユネスコの諮問機関イコモスも「多くの課題を解決するアプローチとなりうる」と評価しています。
5合目の観光客は 「登山鉄道やったらいいんじゃないですか、景色良いし、最高ですよね」 「山道の運転気を遣うので環境のためにも電車の方が良い」 「車を上がってこれないようにするのも環境を守るという面ではケーブルカーみたいなものは良いかもしれない」
2023.6.19Yahooニュ−スより
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2023年06月20日 |
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